日曜日, 12月 22
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介護を裏から支えている職種

介護の職種は、介護に直接関わるものだけではありません。例えば事務職も非常に重要な仕事です。
介護事務は一般企業の事務職とは異なっており、パソコンのスキルやコミュニケーションスキルはもちろんですが、それだけでは務まらない仕事です。
介護保険制度について深い知見を持っておく必要があります。

保険の手続きには一定のルールがあるので、それを理解して行わなければいけません。
主に利用者に費用請求を行ったり、地方自治体に報酬の請求をするのがこの仕事です。他にも、人事、経理、総務などのデスクワークもあります。

またその他には、施設内の清掃、食事の調理、送迎などの業務があります。どれも利用者さんが安心して生活を送るための重要な役割です。
調理スタッフに関しては、管理栄養士の資格を持っていると仕事に役立ちます。もちろん、専門の栄養士がいる施設もあるので、栄養士が立てた献立をもとにして調理をするケースも多いです。

これからの高齢化社会に備えて、介護施設の求人はどんどん増えていきます。そうした中で、介護系の施設で役立てられる自分のスキルを考えてみたり、予め勉強しておいたりすることは非常に賢い行動だといえます。

お年寄りの住みよい日々をサポートする業務は、大変ながらもやりがいがあるものです。
今の仕事にうんざりしていたり、新しい職先が見つからず悩んでいる人は、こうした介護業界のスタッフを狙ってみてはどうでしょう。一度介護施設で経験を積めば、その後の転職活動で多くの施設からオファーをもらえるようになるはずです。